教育費用、子ども一人育てるのに一体いくら必要?子育て家庭、約6割が生活苦しいとの声も

子供がいる家庭にとって、漠然と不安なのは「子育て費用」。

特に、大学や専門学校まで進学させるとなると、教育資金が不安という家庭も多いだろう。最近では、企業が独自に従業員の育児を補助する制度を導入していたり、自治体が子育てをバックアップする動きを見せていたりはするが、まだそれらも完璧とは言えず、心配は尽きない。

今回は、子供を一人育てるには、「子育て費用」が一体いくら位が必要になるのかを検証していく。

意外とかかる子育て費用ーー高校~大学で約935万円というデータも

子供を育てる上で、必要となる”お金”。どのくらいかかるのか、認識できているだろうか?家庭によって変わってくるのは当然だが、あくまで目安として、国や統計期間が発表しているデータを紹介する。

年齢 年間子育て費用(円)
0歳 931,246
1歳 878,040
2歳 942,715
3歳 1,040,577
4歳 1,197,116
5歳 1,159,523
6歳 1,215,243
小学1年生 1,112,082
小学2年生 1,059,791
小学3年生 1,131,097
小学4年生 1,152,088
小学5年生 1,235,483
小学6年生 1,269,053
中学1年生 1,527,873
中学2年生 1,531,521
中学3年生 1,611,802
合計 18,995,250

教育 子ども 費用

まずは、内閣府『インターネットによる子育て費用に関する調査』によれば、0歳から小学6年生までは、年間で90~130万円前後が年間でかかる

月額換算すれば、約8~11万円といったところ。その後、中学生は150万円前後。こちらは月額12万円程度という計算だ。これは平均値であり、学習塾に通わせるとなると、高額な教育費が必要。同調査では、中学受験を控える小学6年生は年間で約16万円、高校受験を控える中学3年生は年間で約23万円がかかっている。

年齢 子供一人あたりの入在学費用(万円)
高校1年生 99.1
高校2年生 69.5
高校3年生 69.5
大学1年生 238.2
大学2年生 153.0
大学3年生 153.0
大学4年生 153.0
合計 935.3

教育 子ども 費用

さらに、高校生になってからも、教育費は結構かかる。日本政策金融公庫『教育費に関する調査結果』によれば、高校入学から4年制大学卒業までにかかる入在学費用は、最新のデータで、子供1人あたり935万円

平均では、年間で約133万円かかる計算になる。月額でみれば、約10万円だが、ここに入学費用など、大きな出費が加わるタイミングもある。

子育て費用は一人平均2,800万円ーー6割「苦しい」

これらすべてを合算すると、子ども一人育てるのにかかる費用は、だいたい2,800万円。こうした子育て費用、家計をどのくらい圧迫しているのだろうか。厚生労働省『国民生活基礎調査の概況』によれば、児童のいる家庭における平均所得金額は約740万円。

ここから税金に加え、先の教育費、住宅にかかる費用や食費、その他の費用を支払っていかなくてはならない。結果、子育てをする家庭の6割は生活が「苦しい」と訴えている

賃金カーブ 教育費用
出典:労働政策研究・研修機構

日本の賃金カーブは、子育てがこれからピークを迎える、50歳~54歳をピークに、年収が下がり始めるというデータもあるだけに、こうした教育資金を捻出するためには、若いうちからしっかりと家計を把握し、貯蓄として現預金を蓄えておく必要がある。

家計の把握はファイナンシャル・プランナーに相談を

最近では、こうした家計の相談や把握が可能なファイナンシャル・プランナーへの相談も可能になってきた。

しかも、相談費用は無料。子育て世帯の中には、今後のライフプランを考える上で、生命保険等への加入を検討している人も多いと思う。

子育てというハッピーな出来事をより一層楽しむためにも、まずは一度、こうしたファイナンシャル・プランナーに相談することをおすすめする。

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