「楽天カード」で納税!手数料や節税額、実質還元率は?

納税」は国民の義務だ。

稼いだ分は、しっかりと税金を納めないといけない。しかし、可能であるならば、少しでも「節税」をしたいもの。今回は、「楽天カード」で税金を支払うことにより、どのくらい節税できるのかを紹介していく。

クレジットカードで支払い可能な税金

2017年から、各種税金をクレジットカードで支払可能となった(※クレジットカード支払いができる税金は、住んでいる地域による)。

税金にも様々な種類があるが、クレジットカード決済に対応しているのは、

  1. 国税
  2. 地方税
  3. 国民健康保険(料)、国民年金
  4. ふるさと納税

の4つ。

国税」は所得税や相続税、贈与税など個人の税金に加えて、法人税をはじめとした事業者の税金もクレジットカードで納税できる。

これらに付帯して、延滞税や加算税が発生した場合もクレジットカードで納税可能だ。

地方税」には住民税をはじめ、自動車税、固定資産税などがあるが、こちらも国税と同じく、2017年からクレジットカードでの納税が可能となっている。

国民健康保険料(税)や国民年金は口座振替での納税が基本たが、一部の自治体では、「Yahoo!公金支払い」というヤフー・ジャパンのサービスを通して納税ができるようになった。Yahoo!公金支払いで支払いが可能か否かはこちらでチェックしていたただきたい

ふるさと納税もクレジットカードで支払いをすることが可能。ふるさと納税はインターネットで手続きをするときに、クレジットカード払いが選択できるので、比較的イメージはしやすいと思う。ネットショッピングの支払いをするような操作で、税金をクレジットカード払いすることが可能だ。

クレジットカードによる納税は手数料がかかる

クレジットカードで納税するときは、一部の税金において、あらかじめ決められた決済手数料を支払う必要がある点に注意が必要だ。

<国税をクレジットカード払いした場合の決済手数料>

納付税額 決済手数料(税込)
1〜10,000円 82円
10,001〜20,000円 164円
20,001〜30,000円 246円
30,001〜40,000円 328円
40,001〜50,000円 410円

国税は納税額が1万円未満なら76円、以降1万円増えるごとに決済手数料も76円ずつ増えていく。例えば納税する金額が3万円だった場合は228円ということになる。

国民健康保険料(税)や国民年金はYahoo!公金払いを利用するが、決済手数料は自治体によって変わってくる。納税額の1%程度の決済手数料がかかる自治体が多いが、自治体によっては手数料がかからないところもあるので、自身の居住する自治体がどのような手数料になっているのかをチェックしたい。

ふるさと納税については、決済手数料が自治体またはサイト負担となる場合が多い。

「楽天カード」で税金を払うと還元率は?

楽天カード 楽天ポイント おすすめ

すでに、国内でも有数のクレジットカードになった「楽天カード」を例にとれば、楽天カードで納税をした場合、ポイント還元率は1%。支払額の1%が「楽天スーパーポイント」として還元される点は、普通の買い物と変わらない。

国税のクレジットカード決済手数料は納税する金額が1万円までなら76円、以降1万円増えるごとに決済手数料が76円ずつ加算されるので、手数料率は最大0.76%と考えることができる。つまり、楽天カードで国税を納税すると還元率は0.24%~ということになる。1万円の納税額があるのであれば、24円の節税ということになる

地方税の場合は、自治体によって変わるものの、だいたい国税と同じぐらいの金額。たとえば、都税の決済手数料は1万円あたり78円なので、手数料率は最大0.78%。楽天カードにて支払った場合、ポイント還元率は0.22%ということになる

なお、先の通り「ふるさと納税」は一般的に決済手数料がかからないので、楽天カード支払いによる還元率は1%のままだ。

税金支払いで還元率が半減?

このように、2017年に入ってからは税金をクレジットカードで支払うことも一般的になりつつあるが、クレジットカードの中には、税金支払で還元率が半減してしまうものもある点には注意しておきたい

アメリカン・エキスプレスカード 公金払

具体的には、有名どころのクレジットカードだと、アメックスカードと、ダイナースクラブカードで税金を支払うと、通常還元率が1%のところ、0.5%となってしまう。上記の図はアメックスで200円=1ポイント=還元率0.5%となる支払先。右の列が税関系だ。

国税の支払いでは決済手数料が76円かかるので、ポイント還元率よりも決済手数料の方が高いということになってしまうので注意。ただし、1ポイント=1円とは限らないので、これをどう考えるかは人によるとも言える。

「楽天カード」払いで税金の分割払いやリボ払いは可能?

税金の支払いにおいて「分割払い(3回以上)」や「リボ払い」は可能なのだろうか?

結論から言えば、「可能」だ。

例えば、「楽天カード」にて税金を支払った場合、楽天カードの会員サイト「楽天e-navi」から一括払いを分割払いやリボ払いに変更できる

もしも、手元資金が少なく、支払期限を延期したい場合は使ってもよい手だが、注意点ももちろんある。

「楽天カード」での分割払い、金利に注意

「楽天カード」をはじめ、クレジットカードで納税した金額を分割払いやリボ払いに変更した場合、注意したいのは金利手数料だ。

<楽天カードのリボ払いに関する記述>
・「街で」「楽天市場で」…「自動で」「あとから」…状況に応じて選択できる
・チェックリボお支払い金額は、3,000円以上から1,000円単位で毎月自分で設定できる
・チェック一括払いや一部入金も24時間、楽天e-NAVIから申し込みできる

楽天カードでは、実質年率15.00%が案内されているが、これは支払額が下記の通り増えていくことを意味する

<リボ手数料の計算例>
(例)5月末のリボルビングご利用残高が50,000円の場合(※リボ支払いコース5,000円、実質年率15.00%)

支払日 初回 2回目(3回目以降は同様)
リボ払いコース金額 5,000円 5,000円
リボ手数料 625円

(5万円×15.0%÷12)

562円

(4.5万円×15.0%÷12)

総支払額 5,625円 5,562円

分割払いもそうだが、リボ払いは手数料が毎月かかるのでトータルでは大きな出費となる点に注意したい。

納税にクレジットカードを使う際の注意点(その他)

納税にクレジットカードを使用する際、手数料等に加えて注意したい点もある。

まずは、クレジットカードによる各種税金支払いは窓口対応が不可である点。また、地域によって、対応している国際ブランドが異なる点にも注意が必要。例えば、東京都税は、東京都税はVisa、Mastercard、JCB、American Expressの4大ブランドに加えて、Diners Club、TS CUBIC CARDのみに対応している

「Yahoo!公金払い」は、VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Clubに対応している。

クレジットカードでの納税を検討している場合は、こうした取り扱い国際ブランドを事前にチェックしておく必要もある。

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