損害保険とは?数ある種類や必要性についても詳しく紹介!

損害保険ってなに?

こんな質問をされて、はっきりと損害保険はどういった保険なのか、損害保険の種類にはどういったものがあるのか、また、損害保険の必要性についてまで答えられる人は少ないのではないだろうか。

今回は、実はあまりはっきりと理解されていないであろう、損害保険とはなにかについて紹介していく。

損害保険とは?

生命保険 種類 簡単

早速にはなるが、損害保険」とは、簡単に言ってしまえば、物の損害や人の傷害に対してのリスクに補償を行う保険のとことを指す

物の損害や人の傷害に対してのリスクに補償を行うとはどういうことなのか?これについては、損害保険の代表格である自動車保険を参考に確認していこう。

自動車を所有し、運転する人は、必ず自賠責保険に加入しなければいけない。たとえば、この自賠責保険も損害保険の一種だ。

自動車を運転している人の中で自分は100%事故なんて起こさない。そういう自信を持っている人も中にはいるかも知れない。だが、自賠責保険は自動車を運転する人であれば必ず加入しなければいけない。それはなぜか?

人間は必ずミスを犯すからである。基本的に自賠責保険は被害者の補償のみを行う。いくら注意しながら運転していたとしても、不可抗力で事故は発生してしまうものだ。

自分のミスによって生じた賠償責任や、怪我に応じた補償を行ってくれるのが損害保険である。

損害保険と生命保険の違いとは?

損害保険は、物や人の「傷害」に対して補償を行ってくれる保険であることは説明した。では、最も一般的な保険である「生命保険」との違いはなんだろうか?

まず、生命保険とは人間の生命に関するリスクに備える保険である。

人は必ず最期の日を迎える。自分が亡くなったあとに残された家族に、少しでも多くの資産を残すーーこれが生命保険だ。

また、生命保険は貯蓄性の高い商品が多数販売されている。貯蓄性の高い生命保険を活用し、生命のリスクに関する補償を行いながら貯蓄を行えるというメリットもあるのが生命保険だ。

つまり、損害保険と生命保険の違いとは、人の「障害」に関するリスクに備える保険か、自身の「生命」に関する保険かという違いである。

また、損害保険と生命保険は、その支払い方法から見た違いもある。

損害保険の場合は、実際の損害額に応じて上限額を限度に保険金が支払われる。このような支払いのことを実損払いという。

一方、生命保険の場合は契約当時に定められた一定の金額が支払われる。これを定額払いという。

損害保険と第3分野の保険の関連性

保険には大きく分けて第1分野の生命保険第2分野の生命保険、そして、第3分野の医療・介護・がん保険がある。

この第3分野の保険は生命保険会社からも損害保険会社からも販売されている保険商品で、どちらに属すともどちらに属さないとも言える、ちょっと分かりづらい保険の一種である。

医療や介護、がんなど、人の「傷害」に近いことから、損害保険ではないのかーーという見方もあるが、支払い方法は生命保険と同じ定額払いである。

損害保険会社から販売されている第3分野保険は、損害保険会社特有の商品を販売しているし、生命保険会社から販売されている第3分野の保険は生命保険の色が強い

それぞれ良いところを持っているので、ぜひ、自分のニーズに合った保険を選んでほしいと思う。

損害保険の種類

一概に損害保険と言っても、様々な種類があるが、次は、損害保険の種類について確認していこう。

自動車保険

自動車保険は、強制加入の自賠責保険と任意で加入することのできる任意保険の2種類あるが、どちらも損害保険の一種である。

住まいに関する保険

住まいに関する保険として、火災保険地震保険などがあるが、これらも損害保険の一種である。

ちなみに地震保険は単体で加入することはできず、火災保険に付帯する形でしか加入できないから注意が必要である。

そしてもう一つ、あまり知られていないが、実は、空き巣などの被害も火災保険でカバーできる場合がある。

保険証券などの補償範囲に「盗難」と書かれている場合は空き巣被害にも対応しているから、もしものときのために覚えておいて損はないだろう。

傷害保険

日常で起きる怪我や事故、または旅行時の怪我や事故などを保障してくれるのが傷害保険だ。国内旅行保険や海外旅行保険など、旅行時のみ加入できる傷害保険もあるので、旅行の際などは加入しておいて損はない。

賠償責任保険

傷害保険などとセットになっている場合がほとんどだが、賠償責任をメインにした個人賠償責任保険も用意されている。

他人に誤って怪我をさせてしまった場合や、他人のものを誤って壊してしまった場合などに補償してくれる保険だ。

損害保険は細かく分類すればまだまだ種類はあるが、おおよそこれらに分類することができる。

損害保険の必要性

損害保険は本当に必要なのか?ーーそう思っている人も少なくはないだろう。だが、各個人、各家庭に応じて必要な損害保険は必ずあると断言できる。そこで、損害保険の必要性について紹介していく。

自動車保険の必要性

まずは、自動車保険から確認していこう。

自賠責保険に関しては強制加入だが、任意保険にも忘れず加入しておきたい

一般的に、自動車事故で相手を死なせてしまった場合、刑事責任・民事責任・行政処分の3つの処分が下る。

自動車保険はこのうち、民事責任について補償を行ってくれる。

自動車事故で相手を誤って死亡させてしまった場合には、最悪、数億円程度の賠償責任が生じるケースもある。とても自賠責保険のみでは支払いきれない。

また、刑事責任については、被害者に対して補償が行われているかどうかで実際の判決が変わってくる。

実際に自動車を運転する人は必ず任意保険にも加入しておきたい。

住まいの保険の必要性

火災保険や地震保険に加入している人は多いのではないだろうか。

実際に自身が居住する自宅で火災が発生した場合でも失火責任法というものがあり、重大な過失が無い限りは周辺住宅に関しての賠償責任は発生しない。

だが、自身の住む家が無くなってしまったら困るはず。また、火災保険は火災のみならず様々な自然災害に対応した補償を行ってくれる場合がほとんどだ。火災保険も必ず加入しておきたい保険の一つと言えるだろう。

さらに、地震保険。日本は世界的に見ても地震が多い地震大国である。地震は自分たちがいくら注意を払っていても突然訪れるもの。こうした天災に対する備えは、やっておくに越したことはない。

傷害保険の必要性

国内旅行保険や海外旅行保険も、この傷害保険に該当する。

国内旅行保険や海外旅行保険の特徴は、旅行を目的に自宅を出た瞬間から補償が始まる。

つまり、玄関を出て、車に向かう途中や交通機関に向かう途中で、浮かれてスキップしながら移動してつまずいて転んでしまった場合でも、しっかり補償を行ってくれる

また、盗難や海外旅行特有の事故などにも対応しているので、海外旅行の際はとくに加入しておいてほしいと思う。

賠償責任保険の必要性

小さい子どもがいる場合などはとくに加入しておいた良いかもしれない。

スーパーなどで陳列された商品を子どもが誤って落としてしまい、賠償責任が発生したーーなんてケースも聞くが、そうした小さな物損から補償してくれるのが賠償責任保険だ。

また、自転車保険も見方によっては賠償責任保険に分類できる。

「ながらスマホ」は、その最たる例だ。自転車に乗りながらスマホをいじっていて、被害者に衝突し死なせてしまったーーそんなとき、加害者になってしまったらどうすれば良いのか?

もちろん、そんな危険な行為は行ってはいけないというのが前提としてある。

しかし、自動車同様、注意を払っていても相手が突然飛び出してくるケースも往々にしてあり得る。そうした場合に備えて、自転車保険は加入しておきたい。

ちなみに、京都府京都市では、自転車を運転する場合は自転車保険への加入を義務付けている。

これから需要の増える損害保険の一つと言えるだろう。

このほか、飼い犬が通行人に噛み付いて怪我をさせてしまった場合の補償も賠償責任保険で行なうことができる。過去にこのようなケースで10万円の損害賠償命令が下った裁判を傍聴したことがある。

賠償責任保険は、犬などのペットを飼っている人にも加入をしてもらいたい保険と言える。

まとめ

今回、損害保険について紹介してきたが、損害保険とは何かわかってもらえただろうか?

各個人や各家庭によって、必要な損害保険、必要のない損害保険があることも分かってもらえたと思う

損害保険も、様々な保険会社が提供しているので、自身に最も合う損害保険を探したい場合は、複数の損害保険を取り扱うファイナンシャル・プランナーに相談するのがおすすめ。相談料は無料だが、自身の経済状況や状況に応じて、ベストな選択肢を提供してくれる。

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